脈経

『脈経』王叔和譔 (巻第三)⑮ ~脈診の原典~

腎膀胱部 第五 (3/3) 黄帝問て曰く、冬の脈、営の如し、何如して営なるや。 岐伯対して曰く、冬の脈は腎なり。北方の水なり。万物の合蔵する所以なり。故に其の気、来ること沈にして以て摶。故に営と曰う。此に反する者は病む。 黄帝曰く、何...
2021年11月13日
脈経

『脈経』王叔和譔 (巻第三)⑭ ~脈診の原典~

腎膀胱部 第五 (2/3) 腎は北方の水なり。 万物の蔵する所。 百虫伏蟄す。 陽気下陥し、陰気上升す。 陽気中出し、陰気烈して霜と為る。 遂に上升せず、化して雪霜と為る。 猛獣伏蟄し、蜾虫匿蔵す。 其の脈を沈と為す。 ...
2021年11月12日
脈経

『脈経』王叔和譔 (巻第三)⑬ ~脈診の原典~

腎膀胱部 第五(1/3) 腎は木に象る。 膀胱と合して腑たり。 其の経は足の少陰と足の太陽と表裏を為す。 其の脈は沈なり。 其の相は秋三月。 其の王は冬三月、廃は春三月、囚は夏三月、其の死は季夏六月たり。 其の王日は壬癸、...
2021年11月8日
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脈経

『脈経』王叔和譔 (巻第三)⑫ ~脈診の原典~

肺大腸部 第四(3/3) 黄帝問て曰く、秋の脈、浮の如し、何如して浮なるや。 岐伯対して曰く、秋の脈は肺なり。西方の金なり。万物の収成する所以なり。故に其の気来たること軽虚にして浮、其の気来ること急にして去ること散。故に浮と曰う。此に反...
2021年11月4日
鍼灸重宝記

『鍼灸重宝記』本郷正豊著(24)

神灸神針の方法 『本艸綱目』に曰、五月五日に桃の木の東へ引たる枝を取り、削て木針とす。雞子の如く長さ五六寸にして、之を乾し、もちゆるとき、綿紙三五層を以て、患る処に襯、針を将て麻油に蘸し点を着て、吹滅し、熱に乗じてこれを針すと、又艾葉一種...
鍼灸重宝記

針灸諸病の治例⑧/『鍼灸重宝記』本郷正豊著(23)

小児の科 ちごのりやうじ 小児の病を治すること、古人みな難しとす。誠に証を問うの一法を闕、故に、これを唖科と云。しかのみならず、脉気いまだ定まらずして、浮沈極めて決しがたし。面部の外侯、虎口の説。ともに、闕べからず、比等に依らざれば、其証...
2021年9月14日
鍼灸重宝記

針灸諸病の治例⑦/『鍼灸重宝記』本郷正豊著(22)

婦人の科 夫れ婦人は十四にして、月水行り、四十九にて絶ゆ。その病、大低男子と異なることなし、惟、胎前、産後、月経調はず。癥瘕、崩漏、帯下の証のみ同じからず、常に血虚し、気鬱しやすし。 ▲月水調らざるには気海、三陰交、中極、帯脉、灸一...
2021年9月14日
鍼灸重宝記

針灸諸病の治例⑥/『鍼灸重宝記』本郷正豊著(21)

眼目 がんもく 目は肝の外侯、五臓の精華にして、諸脉は皆目に属す。 鳥睛は肝木、両眥は心火、上下の胞は脾土、白晴は肺金、童子は腎水、の精なり。 暴に赤く腫れ痛は、肝経の風熱、久病昏暗は腎虚、遠く視ことあたはざるは心虚、近く視ることあた...
2021年9月11日
鍼灸重宝記

針灸諸病の治例⑤/『鍼灸重宝記』本郷正豊著(20)

頭痛 かしらいたむ 頭は諸陽経の首也、風寒の頭痛は鼻塞り、悪かん発熱す。湿は頭重し、食滞は額の正中いたむ。左辺痛は気虚、右は血虚、夜痛み苦しく眉輪骨いたむは痰火なり。真頭痛は脳巓の底にとをり、痛みはなはだしく、手足冷、臂とひざより上までひ...
2021年9月14日
鍼灸重宝記

針灸諸病の治例④/『鍼灸重宝記』本郷正豊著(19)

諸虫 もろもろのむし 虫は湿熱より生ず。腐草蛍となるがごとし。其証、𩞄雑、腹痛、涎沫を嘔吐し、面の色痿黄、眼眶、鼻の下青黒く、食少く、色黒く、痩せあるひは、寒熱咳嗽せしむ。 九虫は、一に伏虫、ながさ四寸、諸虫の長なり。 二に蛔虫、...
2021年9月14日
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