杉山流三部書 (杉山和一著)

杉山和一著『杉山流三部書』の原文のテキストデータを全文掲載します。
『杉山流三部書』は江戸時代に杉山流鍼術の教科書とされていたと言われています。
杉山流の創始者の杉山和一検校については、以下のページをご覧ください。

杉山 和一 検校
杉山 和一(すぎやま わいち) 生没:1610年(慶長十五年)~1694年(元禄七年) 杉山和一は江戸時代の鍼師です。当時の視覚障碍者の団体「当道座とうどうざ」の「検校けんぎょう」の地位にいたことから検校をつけて杉山検校ともよばれます。日本...

杉山流三部書

『療治之大概集』杉山和一著(杉山流三部書)
江戸時代の鍼師・杉山和一検校が著した『杉山流三部書』のひとつ『療治之大概集』の原文の全文を掲載いたします。江戸時代の鍼灸治療の勉強用素材としてご活用ください。
『選鍼三要集』杉山和一著(杉山流三部書)
江戸時代の鍼師・杉山和一検校が著した『杉山流三部書』のひとつ『選鍼三要集』の原文の全文を掲載いたします。江戸時代の鍼灸治療の勉強用素材としてご活用ください。
『医学節要集』杉山和一著(杉山流三部書)
江戸時代の鍼師・杉山和一検校が著した『杉山流三部書』のひとつ『医学節要集』の原文の全文を掲載いたします。江戸時代の鍼灸治療の勉強用素材としてご活用ください。

記事一覧

杉山流三部書

『療治之大概集』の意訳④ | 江戸時代の鍼灸書

こんにちは、鍼灸やまと治療院です。『療治之大概集』の4回目です。 ここは、現代の常識では「ちょっとどうなの・・・?」と思いますが、当時の考え方がわかりますので、参考にしてください。なお、現代では年の干支程度(十二支のみ、十干は殆ど使われない...
杉山流三部書

『療治之大概集』の意訳③ | 江戸時代の鍼灸書

こんにちは、鍼灸やまと治療院です。『療治之大概集』の3回目です。 鍼立てざる人の事 【原文】 鍼立てざる人の事 一、酒多く呑のみ醉いたる人に其その儘まま立てず。 一、大きに腹立てたる人も其の儘立てず。 一、大きに身を使ひ辛労しんろうしたる人...
杉山流三部書

『療治之大概集』の意訳② | 江戸時代の鍼灸書

こんにちは、鍼灸やまと治療院です。『療治之大概集』のつづきです。 四季鍼の事 【原文】 四季鍼の事 一、春夏は浅く刺し、秋冬は深く刺す。然されば、春夏は陽気上に在り人の気もまた上に在り、故に浅く刺す。秋冬は陽気下に在り人の気もまた下に在り、...
杉山流三部書

『療治之大概集』の意訳① | 江戸時代の鍼灸書

江戸時代の鍼灸の最大流派「杉山流鍼術」の教科書、『療治之大概集』について意訳と説明を書いていこうと思います。 『療治之大概集』の著者は杉山和一検校(1610-1694年)という鍼師で、杉山流鍼術の創始者でもあります。日本独自の鍼の刺し方、管...
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