こんにちは、鍼灸やまと治療院です。
今回は食品についての記事を書いてみます。
先日の記事(「病因」と日常生活の注意について)で記載したとおり、食べ物の過不足等も病気の原因になります。
東洋医学における病気の原因「病因」と生活の注意点
伝統鍼灸などの東洋医学では、以下のようなものを病気になる原因「病因びょういん」としてとらえています。 内因 東洋医学では、病気になる原因として、「内因ないいん」という自分自身の心の問題を非常に重要視しています。 内因には、怒・喜・思・憂・悲...
食べ物に関しては、基本的に腹八分目を心がけるようにしましょう。
さらに、寒熱と五味を考えて食べるとより良いといえます。
この記事では、穀物と豆類の東洋医学における、五味と寒熱についてまとめておきました。食事をする際の参考にするようにしてください。
穀物の寒熱・五味の一覧表
種別 | 寒熱 | 五味 |
---|---|---|
米(こめ) | 平 | 甘 |
糯米(もちごめ) | 温 | 甘 |
小麦(こむぎ) | 微寒 | 甘 |
大麦(おおむぎ) | 涼 | 甘 |
トウモロコシ | 平 | 甘 |
蕎麦(そば) | 微寒 | 甘 |
黍(きび) | 温 | 甘 |
粟(あわ) | 微寒 | 鹹 |
糯粟(もちあわ) | 微寒 | 甘 |
稗(ひえ) | 微寒 | 甘・苦 |
※寒熱の順:大熱>熱>微熱>温>平>涼>微寒>寒>大寒
豆類の寒熱・五味の一覧表
種別 | 寒熱 | 五味 |
---|---|---|
大豆(だいず) | 温 | 甘 |
黒豆(くろまめ) | 平 | 甘 |
小豆(あずき) | 平 | 甘・鹹 |
緑豆(りょくとう) | 平 | 甘 |
豌豆(えんどう)・グリーンピース | 平 | 甘 |
蚕豆(そらまめ) | 平 | 甘 |
大角豆(ささげ) | 平 | 甘 |
刀豆(なたまめ) | 平 | 甘 |
※寒熱の順:大熱>熱>微熱>温>平>涼>微寒>寒>大寒
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