東洋医学の基礎知識

東洋医学の基礎知識

鍼灸の概要

鍼灸の定義 「鍼灸」は鍼の施術「鍼術」と灸の施術「灸術」をあわせたものです。昔からセットで使うことが多かったため、鍼灸と呼ばれ、鍼灸の施術を行う者を鍼灸師と呼びます。 それでは、鍼術と灸術それぞれどのようなものか、まずは定義を紹介していきま...
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東洋医学における病気の原因「病因」と生活の注意点

伝統鍼灸などの東洋医学では、以下のようなものを病気になる原因「病因びょういん」としてとらえています。 内因 東洋医学では、病気になる原因として、「内因ないいん」という自分自身の心の問題を非常に重要視しています。 内因には、怒・喜・思・憂・悲...
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氣・血・津液

東洋医学では、氣きが身体をめぐり、その働きにより血けつ・津液しんえきが身体を循環していると考えます。 古代の人が考えたことですので、難しく考えないようにしてください。 「氣」というと、現在解明されていない未知のエネルギーというものを想像され...
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東洋医学における「臓腑」について

よく五臓六腑などといいますが、東洋医学の臓腑について簡単に記載します。 東洋医学では臓が6つ、腑が6つと考えます。 臓は、肝、心、脾、肺、腎、心包 腑は、胆、小腸、胃、大腸、膀胱、三焦 となります。 肝・胆 肝は、肝臓です。これ等は五行で「...
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灸道具について

お灸の際に使う道具を以下に紹介します。 艾 艾(もぐさ)はお灸をする際に燃焼させるものになります。蓬(よもぎ)の葉を加工して作られています。 皮膚の上で直接燃やす点灸(透熱灸)や、距離を置いて燃やす温灸や灸頭鍼といった使い方があり、それぞれ...
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鍼道具について

こんにちは、鍼灸やまと治療院です。 鍼治療に使う道具を以下に紹介します。 毫鍼 毫鍼(ごうしん)とは一般の方が治療用の「はり」と認識しているものです。 治療においても最も多く使われる鍼になります。 現在では使い捨てになっており、下の写真の様...
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人物・書籍・用語メモ

あ~お 噫気(あいき) 噯気あいきとも書く。おくび、いわゆるゲップのこと。 医心方(いしんぽう) 丹波康頼編纂。平安時代の永観二年(984年)に成立。全三十巻。現存する日本最古の医書。当時の中国の医書をまとめた医学全書。 ⇒関連記事 噦(え...
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鍼管(しんかん)

日本独自の毫鍼の刺入方法として、管鍼法というものがあります。これは、江戸時代の鍼師、杉山和一検校が発明したとされ、鍼管とよばれる鍼より3ミリほど短い管に鍼を通して皮膚にあて、飛び出た部分を指で叩くことで鍼を刺す方法です。 こうすることで、従...
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陰陽五行説について

東洋医学全般でベースとなっている陰陽五行説について簡単に説明いたします。 「古くさい」とか、「胡散臭い」と思われるかもしれませんが、東洋医学が成立した時代の思考ベースとなるものなので、有る程度知っておく必要が有ります。 ここでは極々簡単に説...
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