日本独自の毫鍼の刺入方法として、管鍼法というものがあります。これは、江戸時代の鍼師、杉山和一検校が発明したとされ、鍼管とよばれる鍼より3ミリほど短い管に鍼を通して皮膚にあて、飛び出た部分を指で叩くことで鍼を刺す方法です。
こうすることで、従来の刺し方よりも少ない痛みで刺すことができます。また、管で安定するため、従来よりも細い鍼を使う事が出来るようになりました。
管鍼法の普及に伴い、日本では非常に細い鍼を使用するようになっていきました。現在の日本で主流となっている方法です。
鍼管には、金・銀・ステンレス・プラスチック等の様々な素材が用いられています。
鍼管